Windows Sandboxは、ユーザーが仮想環境で信頼できないアプリケーションを実行できるようにするためのWindows 10の新機能です。 この機能により、未知のもの(それに関するアプリケーション)を安全に単独で実行できます。
Windows Sandboxで実行されているプログラムがホストまたはWindowsオペレーティングシステムとデータに影響を与えることはありません。 Sandboxを閉じると、Windows 10はアプリケーションとそのデータをPCから自動的に削除します。
Windows Sandboxは、Windows 10コンピューター上の仮想マシンでWindows 10の別のコピーを実行しているようなものです。 ただし、唯一の違いは、Sandboxを終了したときにWindows 10に組み込まれている機能と変更が保存されないことです。
ただし、この機能は現在、Windows 10のProおよびEnterpriseエディションでのみ利用可能です。 つまり、Windows 10 Home Editionを実行しているPCユーザーは、Sandbox環境を取得するためにSandboxieなどのサードパーティ製Sandboxソフトウェアを使用する必要があります。
デフォルト設定では、Windowsサンドボックス機能は無効になっています。 この機能を有効にしたい場合、またはしばらく使用した後に同じ機能を無効にしたい場合は、Windowsの機能で有効にできます。
Windows 10のWindowsサンドボックス機能をオンまたはオフにする
下記の指示に従って、Windows 10のWindowsサンドボックス機能を有効または無効にします。
注:前述のように、Windows Sandbox機能は18305(バージョン1903)以降のWindows 10にのみ存在します。 最低4 GBのRAM、1 GBの空きディスク容量、およびBIOSで有効にされた仮想化機能が必要です。 システムが仮想化をサポートしているかどうかを確認するには、コンピュータが仮想化をサポートしているかどうかの確認ガイドを参照してください。
ステップ1:スタート/タスクバーの検索フィールドにAppwiz.cplと入力し、Enterキーを押してプログラムと機能ウィンドウを開きます。
ステップ2: [プログラムと機能]ウィンドウの左ペインで、[ Windowsの機能の有効化または無効化]リンクをクリックします。 これにより、Windows 10で有効または無効にできる機能のリストを含む[Windowsの機能]ダイアログが開きます。
ステップ3:ここで、 Windows Sandboxのエントリを探します。 サンドボックス機能を有効にするには、[Windowsサンドボックス]オプションを選択し、[ OK ]ボタンをクリックします。 求められたら、PCを一度再起動します。
サンドボックスを無効にするには、その横のボックスのチェックを外してからOKボタンをクリックします。